新型コロナの影響でオンライン診療に関して短期間で改訂が繰り返されている。
参考: オンライン診療に関するホームページ|厚生労働省

受診予約

Googleフォームを使うと無料でウェブ予約フォームを作成することが可能。
特別な知識は必要なく選択するだけで予約フォームを作成でき、送信データはエクセル形式のスプレッドシートに保存可能。

使い方動画も多く公開中。
入力項目を自由に追加削除できるため、一度覚えてしまえば発熱外来や健診の予約にも応用可能。

ビデオ通話デバイス

iPadが画像品質・通話品質共に良くコストパフォーマンスが高い。
スタンド(約1,500円)に設置すれば安定して診察に専念可能。

PCの方が画質と通話品質が良いというのは過去の話し。
さらにマイク/カメラ/LANケーブル配線など設定や接続の手間を考えると、iPad1台でどこにでも持ち運べるためトータルコストは低くなる

ビデオ通話ソフト

Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどビデオ通話サービスは多数あり、2022年初頭では画像品質の良いZoomがお勧め。

1対1で通話するだけでしたら無料枠で可能です。
40分以上ビデオ通話するには有料アカウントが必要。
年間約2万円。

診療(ビデオ通話/本人確認)

Zoomの場合、ミーティング作成時に「ローカルコンピューターにミーティングを自動記録」とするとデバイス内に動画を保存される。
オンライン診療を行う際はレコーディングボタンのクリックを忘れずに行う必要がある。

本人確認は保険証と診察券をカメラに映してもらう。

オンライン診療時の注意事項
  • 録画するためには患者本人の同意が必要
  • 医師は医師免許を保有していることを患者が確認できるようにしなければならない。
    ビデオ通話の挨拶時に名札を見せる。
  • 複数の患者を同時にオンライン診療してはならない。
  • 医師の他に医療従事者が同席する場合は、その都度患者に同意を得る必要がある。
  • プライバシー保護のため、物理的に外部から隔離された空間(診察室など)で行う必要がある。

参考: オンライン診療に関するホームページ|厚生労働省

患者への請求

病院の場合は定期対面診療時にまとめて請求する方法がある。

都度請求したい場合は、GMO後払いを利用すれば請求を気にしなくてよくなるが4.7%の決済手数料が発生。
料金回収の手間との総合的な判断が必要。


オンライン診療システム

LINEドクター

国内シェア率90%のLINEで通話と決済可能なLINEドクター
利用料無料、決済金額の3.5%
参考:サービス概要(医療機関向け) | LINEドクター

CLINICS

日本で最も使われているらしいオンライン診療システム
利用料月額1万円、決済金額の3.45%
参考:CLINICS(クリニクス)|シェアNo.1オンライン診療システム