日本の社会保障給付費と国家予算

2021(令和3)年度の社会保障給付費は129.6兆円。
その約4割が公費となっている。
参考サイト: 給付と負担について|厚生労働省

2021(令和3)年度の日本の国家予算は106兆円。
そのうち社会保障は35.8兆円で約3割。
参考サイト: 日本の財政の状況 財務省

国民の社会保障負担は増え続けている

財務省が税負担と社会保障負担を合計した国民負担率を公表している。
参考サイト: 令和4年度の国民負担率を公表します : 財務省

2020(令和2)年度は国民負担率: 47.9%
財政赤字を加えた国民負担率: 62.8%

社会保障負担率は年々増加している。
参考サイト: 負担率に関する資料 : 財務省

国民負担率の国際比較では悪くない

まず日本と各国で医療保障制度が違う。
イギリスは国営医療で原則自己負担なし。
アメリカは民間保険中心で自己負担はそれぞれの保険内容による。
参考サイト: 社会保障制度等の国際比較について|厚生労働省

日本は高齢化率は高いが社会保障負担は平均的。
参考サイト: 社会保障制度等の国際比較について|厚生労働省

つまり社会保障の国民負担増加は先進国共通の問題

GDP(国内総生産)とは

GDPは国内で生み出された付加価値の総額
各国の政府が公表しその計算方法は公開されていない。
日本は内閣府が公表している。
GDPの伸び率が経済成長率として評価されている。

参考サイト

2020(令和2)年度は535兆円、国民一人当たり426万円の経済価値を生み出したことになる。
世界ランキングで総額で日本は第3位(1位アメリカ、2位中国)。
国民一人当たりはOECD加盟国中19位。

GNI(国民総所得)とは

GNIは日本人が受け取った所得の総額。
GDP(国内での総生産)に海外の投資収益を差し引きした額。
ほぼGDPと同じ傾向となる。

参考サイト