一般企業では、採用は人事部という専門の部署が担っています。
病院では事務部門や看護部門の方が兼務されることが多いですが、採用は病院の将来を決める大切な仕事です。
なぜ採用担当がこれほど重要か
採用は、専門の仕事
看護職は、採用が難しい
看護職の有効求人倍率は全職種の約 2 倍です。1 人の求職者を、複数の病院が求めています。
待たせると、辞退される
応募者はほかの病院にも応募しています。返信や日程の連絡が遅れると、先に連絡をくれた病院に決まってしまいます。
| かなりある | 9.8% |
|---|---|
| ある | 32.5% |
| まれにある | 36.5% |
| ない | 16.8% |
| わからない | 4.5% |
職場を知ってから入職すると、定着しやすい
既卒で採用した看護職員の離職率は、正規雇用の看護職員全体より高くなっています。
見学で職場を知ってから入職していただくことが、定着にもつながると考えられます。
人への投資は、経営を支える
中小企業白書では、人材育成の取組を増やした企業の方が、売上高・付加価値額が伸びている傾向が示されています。
いい人材を迎え、育てることが、病院の経営を支えます。
出典
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計) 」 (2025 年度平均、有効求人倍率(パートを含む常用、新規学卒者を除く))
- 日本看護協会「2025 年 病院看護実態調査 」 (2025 年 10〜11 月、病院 3,502 施設)
- マンパワーグループ「採用のリードタイムに関する調査 」 (2024 年 2 月、企業の人事担当者 400 名)
- 中小企業庁「2025 年版 中小企業白書 第 2-1-56 図 」 (2018 年と 2023 年の比較、中小企業。元データは帝国データバンクの調査)
※ 数値は各調査の公表値を要約したものです。調査の対象は出典ごとに異なります。